ART POWER KYOBASHI —アートによるまちのエコシステムの構築—
アートによるエコシステムの構築
アートによるまちのエコシステムの基本は、アートに関わる創作・交流、発表・発信、評価・販売のサイクルの生成です。
アーティストの成長プロセスとしてその仕組みの実現を通して、京橋エリアの文化価値の醸成を図ります。
- 新進アーティストの作品募集や多様なジャンルのクリエーターが集うスクールの運営により、都市を舞台としたアートに関わる創作・交流の機会を生成します。
1.創作・交流
- TODA BUILDINGの共用空間をアート作品の発表の場として運営するほか、「創造・交流」を経て育まれた活動を発信することで、誰もが気軽にアートに触れられる日常空間の形成を図ります。
2.発表・発信
- オフィステナントへの作品の貸出・販売や、ショップでの発表・販売を通じ、働く場所の創造性を高めるとともに、アーティストの評価と地位向上、生業の確立を支援します。
3.評価・販売
VIについて
ART POWER KYOBASHIのアートディレクションとデザインを大西隆介氏率いるdirection Qが手掛けています。目に見えない人間の想像力やアートの力をART POWER KYOBASHIの頭文字の重なり「A、P、K」で表現。有機的な形が絶え間なく動いて重なり合うことで、新しい面(=文化的価値、場、繋がり、創造)が生まれることを意図し、アート、人、まちが一体となって織りなす「生きた(呼吸する)文化的運動」を視覚化しています。
コンセプト
アートディレクター
大西隆介(おおにし たかすけ)
株式会社directionQ代表取締役。1976年埼玉県生まれ。日本大学法学部法律学科を経て、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒業。2009年、directionQ開始。ブランドイメージの設計から運用に至るまでのトータルディレクションを手掛ける一方、文化・芸術事業関連の支援も積極的に行う。主な仕事に大阪中之島美術館、空中庭園(梅田スカイビル)のVIおよびサインなど。
Official Website→
芸術文化エリア
TODA BUILDINGの低層部は、ミュージアム・ホール・ギャラリー・ショップで構成される芸術文化の複合施設です。 様々な形でアートに関わる人が集い、融合し、創発を生むTODA BUILDINGが、まちの文化的価値を引き上げます。
アドバイザー
現代アート、工芸、建築、ビジネス等、様々な分野の専門家5名をアドバイザーに迎え、
アートに関わる多角的な視点を取り入れます。
唐澤昌宏(からさわ まさひろ)
国立工芸館 館長 専門は近・現代工芸史。日本陶磁協会賞選考委員。主な企画・監修に「現代工芸への視点―茶事をめぐって」「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」「The備前―土と炎から生まれた造形美―」など。小池一子(こいけ かずこ)
クリエイティブ・ディレクター 「無印良品」アドバイザリー・ボード。武蔵野美術大学名誉教授。 1983-2000年、日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、多くの現代美術作家を国内外に紹介。2022年度文化功労者。小山登美夫(こやま とみお)
小山登美夫ギャラリー 代表 一般社団法人日本現代美術商協会(CADAN)代表理事 六本木、天王洲でギャラリーを展開し、国内外のアーティストを多数紹介。海外のアートフェアにも参加し、日本のアーティストを世界に発信するとともに、若手アーティストの発掘、育成にも力を注ぐ。遠山正道 (とおやま まさみち)
株式会社スマイルズ 代表 株式会社The Chain Museum 代表取締役 2000年、(株)スマイルズを設立。「Soup Stock Tokyo」等多くの事業を展開。2018 年、アートビジネスを展開する「The Chain Museum」をクリエイター集団PARTYと共同設立。豊田啓介(とよだ けいすけ)
東京大学生産技術研究所 特任教授/建築家 2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所noizを、スマートシティのコンサルティング会社gluonを、それぞれ共同で立ち上げて活動。建築や都市デザインを軸にデジタル技術を応用したデザイン、インスタレーション、アドバイザリーなどを国内外で行う。2021年より現職。