event

ART POWER KYOBASHI プレイベント トークセッションVol.2 「ART POWERを生み出すしくみとは」

戸田建設では、東京・京橋に2024年11月にオープンするTODA BUILDINGでART POWER KYOBASHIをコンセプトとしたアート事業を本格始動するにあたりトークシリーズを開催します。2回目となる今回は、1回目で議論したアートによる新しい「公共性」を軸に、都市における「ART POWER」を生み出すための新たな仕組みや方法について、アーティストや建築家等による様々な実践から議論を深めます。

近年では、メタバースやブロックチェーンなど、新たなインターネット環境であるweb3を基盤としたエコシステムやガバナンスが多くの分野で広がっています。都市開発や行政、金融、医療、マーケティング分野での応用はもちろんのこと、アートシーンにおいてもメタバース上での展覧会、NFT(非代替性トークン)による作品の取引などが進んでいます。かつて、インターネット黎明期には、構造化される都市・社会に対する新たな公共圏として、インターネット空間に様々な表現者たちのアクションが生まれました。それは、メインカルチャーや都市に対抗する「ストリート」がインターネットへと進出した結果でもあります。今後、web3への移行を踏まえ、アートはどのようなコミュニティ/シーンを育むことができるのでしょうか。同時に大規模開発が進む都市において、どのようにアートは新たな「ストリート」を見出し都市に介入できるのでしょうか。本トークセッションでは、テクノロジーと都市のこれからの変容を見通し、私たちに新たな公共圏をもたらすアート、そしてテクノロジーの進展によってアートが育むこれからのコミュニティを様々な実践と共に考えていきます。

INFORMATION

登壇者

豊田啓介

東京大学生産技術研究所 特任教授、建築家
2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所noiz を、スマートシティのコンサルティング会社gluonを、それぞれ共同で立ち上げて活動。建築や都市デザインを軸にデジタル技術を応用したデザイン、インスタレーション、アドバイザリーなどを国内外で行う。2021年より現職。ART POWER KYOBASHIアドバイザリーコミッティメンバー。

高尾俊介

アーティスト、ジェネラティブアート振興財団代表理事
2019年より日記のように毎日プログラムコードを公開する活動として、デイリーコーディングを実践。2021年NFTアートプロジェクト「Generativemasks」を発表。1万点の生成される仮面のNFTが世界的に注目を集め、1万個が完売した。このアーティスト収益からジェネラティブアート振興財団を設立し、作家活動と並行して普及活動に従事している。

Photo by Shin Hamada

SIDE CORE

アーティスト・コレクティブ
2012年より活動を開始。メンバーは高須咲恵、松下徹、西広太志。公共空間におけるルールを紐解き、思考の転換、隙間への介入、表現やアクションの拡張を目的に、ストリートカルチャーを切り口として屋内・野外を問わず活動。

モデレーター

廣田ふみ

プロデューサー、シビック・クリエイティブスペース東京[CCBT]
IAMASメディア文化センター、山口情報芸術センター[YCAM]を経て、2012年より文化庁にてメディア芸術の振興施策に従事。2015年より国際交流基金にて、日本と東南アジアの文化交流事業の一環としてメディア文化、メディアアートをテーマとした事業を企画。2020年より現職。2022年渋谷のシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]の開設に参画。

 

主催者からのお願い・注意事項

  • 会場は人数制限がありますので、当日ご来場いただけない場合には、事前にPeatixイベントページ下方の「主催者へ連絡」より主催者へキャンセルのご連絡を頂きますようお願いいたします。一人でも多くの方にイベント参加いただけるよう、ご協力をお願いいたします。
relatedEvents