KYOBASHI ART WALL Group Exhibition Vol.2

「KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう」は、2024年11月に開業したTODA BUILDINGの建設現場の仮囲を活用して、アーティストの創作や発表の場を提供するプログラムです。2021年よりスタートし、2024年までの間半年に1回、全4回にわたり作品を募集、優秀作品及び奨励作品を選出し、TODA BUILDING建設現場の仮囲での展示のほか、各優秀作家の展覧会を開催しました。そして、この度ビル開業後の「ART POWER KYOBASHI」の取り組みとしてTODA BUILDINGにて入選作家による展覧会を開催します。
Vol.2では、「誰か」の存在を作品に投じストーリーを立ち上がらせる作品を展開するアーティストの奥山広樹、加藤立、笹埜八郎、SAKAMOTO ENTERTAINMENTの4名で構成します。
INFORMATION
- 日時
2025年8月26日(火)~9月6日(土)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
※初日は17:00からオープニングレセプションを開催します。- 休場
日・月
- 会場
TODA BUILDING 3F APK ROOM
(東京都中央区京橋1-7-1)- 主催
戸田建設株式会社
- アーティスト
奥山広樹、加藤立、笹埜八郎、SAKAMOTO ENTERTAINMENT
アーティスト

奥山広樹
1982年北海道生まれ。2008年多摩美術大学卒業。その後写真スタジオに就職。2010年よりフリーランスで活動を続け現在に至る。制作は発見する事と同時に己の欠如したスキマの補完であると捉え、主に写真を使った平面、絵画作品で表現を実践している。

第1回奨励作品《夜》2021年 インクジェットプリント(デジタル・フォトコラージュ)

加藤 立
1979年 愛知県生まれ。2003年 東京芸術大学建築科卒業、現在東京在住。主な展示·受賞に、2024年「日本国憲法展2024」(青山目黒)、2024年「Art Fair Beppu2024」、2024年個展「未来のポートレイト」(横浜市民ギャラリー)、2023年 ACYアーティストフェローシップ、2023年「広島市現代美術館コレクション展」(広島市現代美術館)、2021年「第24回岡本太郎現代芸術賞」入選《鑑賞者》。
第4回奨励作品《Self Portrait with Blue Michigan》2023年 リネンキャンバスに油彩

笹埜八郎
1958年兵庫県生まれ。日常生活の中から、ふと心に引っかかった場面を取り上げ制作する。「なぜ気になったのか?」「他の人たちにはどう見えているだろうか?」「自分が受けた感じを誰かと共有することはできるだろうか?」などの思いを巡らせながら、様々な境界を越えた新しい世界が広がることを期待して活動している。

第4回奨励作品《無人販売の野菜たち》2021年 キャンバスにアクリル

SAKAMOTO ENTERTAINMENT
1997年熊本県生まれ。2020年多摩美術大学統合デザイン学科卒業。素材を研究し、新たな視点からものを見つめ直しデザインやアートに落とし込んでいる。2021年SHIBUYA AWARDS入選。2022年muni art award ファイナリスト、アートオリンピア入選、長亭GALLERY展入選。

第3回優秀作品《Re:Orange_Peel_Piece》2023年 キャンバスに油彩、アクリル