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APK STUDIES

戸田建設はTODA BUILDINGを拠点に、アートでつながる新しいコミュニティ形成を目的とし、自分にとって切実に必要な創造力を育む学びの場「APK STUDIES」を開設します。
「APK STUDIES」とは、アートを起点にさまざまな創造的実践に出合い、参加メンバーの関心や課題意識を深めていくプログラムです。他者と協働して創作していきたいクリエーター、地域に根差した表現活動を企画・実行したいキュレーターやコーディネーター、アートと社会の関係について理解を深め実践したいオフィスワーカーなどを対象とし、平日の仕事終わりの時間帯に開催予定です。ファシリテーターとして、インディペンデントキュレーターの青木彬氏を迎え、2025年よりスタートします。よりよく生きるための自分と社会との関係性を捉え直し、再構築するプログラムを目指します。

第1期メンバー募集の詳細は下記に掲載しています。

APK STUDIES 第1期 メンバー募集

スケジュール

第2・4水曜(全11回+成果発表)※8月を除く
※12月~1月は成果発表の準備期間です。
※各スタディ終了後、30分程度の交流時間があります。
※内容は変更になる場合があります。

スタディ01| 6月11日(水) 19:00-20:30 「メンバー紹介」
        ファシリテーション:青木 彬
スタディ02| 6月25日(水) 19:00-20:30 「作品を取り巻く環境について考える」
        ゲスト:菊竹 寛
スタディ03| 7月9日(水) 19:00-20:30 「都市について考える」
        ゲスト:佐藤研吾
スタディ04| 7月23日(水) 19:00-20:30 「都市について考える」
        ゲスト:佐藤研吾
スタディ05| 9月10日(水) 19:00-20:30 「コミュニケーションを考える」
        ゲスト:田村かのこ
スタディ06| 9月24日(水) 19:00-20:30 「コミュニケーションを考える」
        ゲスト:田村かのこ
スタディ07| 10月8日(水) 19:00-20:30 「表現の伝え方を考える」
        ゲスト:中田一会
スタディ08| 10月22日(水) 19:00-20:30 「表現の伝え方を考える」
        ゲスト:中田一会
スタディ09| 11月12日(水) 19:00-20:30 「表現の残し方を考える」
        ゲスト:井出竜郎
スタディ10| 11月26日(水) 19:00-20:30 「表現の残し方を考える」
        ゲスト:井出竜郎
スタディ11| 12月10日(水) 19:00-20:30 「中間発表」
        ファシリテーション:青木 彬
~成果発表準備期間~
成 果 発 表 | 2026年1月31日(水)~2月8日(水)
※最終日は修了式を行います。

実施概要

申込概要

ゲスト一覧

菊竹 寛

Yutaka Kikutake Gallery 代表
1982年生まれ。タカ・イシイギャラリー勤務を経て、2015年にYutaka Kikutake Gallery を開廊。以来、日本を拠点にするアーティスト達の活動を支え、国際的なプラットフォームへ紹介することを続けてきた。また、さまざまなワークショップを継続的に開催し、直近の現代アートの歴史を踏まえながら、新しい価値観がグローバルに飛び交う現代の社会におけるアートの意義を考える場を生み出すことに挑戦している。

佐藤研吾

建築家
1989年神奈川県生まれ。一般社団法人コロガロウ/佐藤研吾建築設計事務所主宰。インド・日本で開催する短期デザイン学校In-Field Studio /荒れ地のなかスタジオ代表。福島県大玉村で藍畑を世話する歓藍社所属。アートユニット「野ざらし」ディレクター。福島、神奈川、そしてインドといった複数の拠点を往還しながら建築およびその周辺の創作活動を行っている。

Photo: Flavio Karrer

田村かのこ

アートトランスレーター
アート専門の翻訳・通訳者の活動団体「Art Translators Collective」代表。人と文化と言葉の間に立つ媒介者として翻訳の可能性を探りながら、それぞれの場と内容に応じたクリエイティブな対話のあり方を提案している。札幌国際芸術祭2020コミュニケーションデザインディレクター。東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻非常勤講師。NPO法人芸術公社所属。

Photo: Hajime Kato

中田一会

株式会社きてん企画室 代表/プランナー
1984年東京都生まれ。千葉県在住。武蔵野美術大学芸術文化学科卒業。出版社、ロフトワーク、アーツカウンシル東京で企画・広報PR職等として勤務。2018年に独立。文化・ものづくり・地域領域のコミュニケーション活動に伴走し、企画と編集をベースにした情報発信を得意としている。2021年よりマガジンハウス〈こここ〉編集長、2024年より千葉国際芸術祭2025広報ディレクター、
2025年より清泉女子大学地球市民学部非常勤講師を兼務。

Photo: Marcel Kampman

井出竜郎

アーキビスト
特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター プロジェクト・マネージャー、同センターのプログラム「P+ARCHIVE」ディレクターとしてアート活動を対象とするアーカイブ手法の研究と実践に従事する。Commons Archive Collectiveメンバー。主な著書に『デジタルアーカイブ・ベーシックス4|アートシーンを支える』(寄稿、勉誠出版、2020年)。

ファシリテーター

青木 彬

インディペンデントキュレーター
一般社団法人藝とディレクター。一般社団法人ニューマチヅクリシャ理事。1989年東京都生まれ。東京都立大学インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術 」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。これまでの主な活動に「黄金町バザール2017 Double Façade 他者と出会うための複数の方法」(横浜市、2017年)アシスタントキュレーター、まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」(東京都、2018年~)ディレクター、「KAC Curatorial Research Program vol.01『逡巡のための風景』」(京都芸術センター、2019年)ゲストキュレーターなどがある。『素が出るワークショップ 』(学芸出版)編著。

ファシリテーターメッセージ

APK STUDIESでは、アートはもちろん、福祉や教育、まちづくりやビジネスなどさまざまな分野が持っている多様な創造力に目を向けていきたいと考えています。異なる専門性や関心、背景を持ったメンバーやゲストが共に学び合うことで互いの知見を交換し、あなたが切実に取り組みたいと思えるプロジェクトを企画していくことが、社会を変える一歩になるかもしれません。
レジャーシートのように広がった黄色い四角形の上に、まだ言葉にならない思いやアイディアがもやもやと漂っているロゴマークには、そんな共創的な空間や新しい表現を育むことへの期待が込められています。
APK STUDIESに参加するためにアートの専門知識は問いません。みなさんの普段の生活や仕事、強い興味関心の中に豊かな創造力の萌芽が宿っているはずです。本プロジェクトを通じてたくさんの方とそんな創造力の可能性を模索していきたいと思います。

ファシリテーター 青木彬

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