APK STUDIES
戸田建設はTODA BUILDINGを拠点に、アートでつながる新しいコミュニティ形成を目的とし、自分にとって切実に必要な創造力を育む学びの場「APK STUDIES」を開設します。
「APK STUDIES」とは、アートを起点にさまざまな創造的実践に出合い、参加メンバーの関心や課題意識を深めていくプログラムです。他者と協働して創作していきたいクリエーター、地域に根差した表現活動を企画・実行したいキュレーターやコーディネーター、アートと社会の関係について理解を深め実践したいオフィスワーカーなどを対象とし、平日の仕事終わりの時間帯に開催予定です。ファシリテーターとして、インディペンデントキュレーターの青木彬氏を迎え、2025年よりスタートします。よりよく生きるための自分と社会との関係性を捉え直し、再構築するプログラムを目指します。
第1期メンバー募集の詳細はTODA BUILDING開業と共に発表予定です。
申込み開始は2025年2月を予定しています。
ファシリテーター
青木 彬
インディペンデントキュレーター
一般社団法人藝とディレクター。一般社団法人ニューマチヅクリシャ理事。1989年東京都生まれ。東京都立大学インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術 」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。これまでの主な活動に「黄金町バザール2017 Double Façade 他者と出会うための複数の方法」(横浜市、2017年)アシスタントキュレーター、まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」(東京都、2018年~)ディレクター、「KAC Curatorial Research Program vol.01『逡巡のための風景』」(京都芸術センター、2019年)ゲストキュレーターなどがある。『素が出るワークショップ 』(学芸出版)編著。
ファシリテーターメッセージ
APK STUDIESでは、アートはもちろん、福祉や教育、まちづくりやビジネスなどさまざまな分野が持っている多様な創造力に目を向けていきたいと考えています。異なる専門性や関心、背景を持ったメンバーやゲストが共に学び合うことで互いの知見を交換し、あなたが切実に取り組みたいと思えるプロジェクトを企画していくことが、社会を変える一歩になるかもしれません。
レジャーシートのように広がった黄色い四角形の上に、まだ言葉にならない思いやアイディアがもやもやと漂っているロゴマークには、そんな共創的な空間や新しい表現を育むことへの期待が込められています。
APK STUDIESに参加するためにアートの専門知識は問いません。みなさんの普段の生活や仕事、強い興味関心の中に豊かな創造力の萌芽が宿っているはずです。本プロジェクトを通じてたくさんの方とそんな創造力の可能性を模索していきたいと思います。
ファシリテーター 青木彬